記帳代行の料金相場(2026年版)|月額・年1回まとめの違いとAI記帳という選択肢
「記帳だけ誰かに任せたい」と考えたとき、気になるのが料金です。この記事では、記帳代行の料金の決まり方と相場、依頼先ごとの違いを整理します。
料金は「仕訳の件数」で決まる
記帳代行の料金は、多くの場合1か月あたりの仕訳数で決まります。会計事務所や会計ソフト会社の解説では、次のような目安が示されています。
| 月の仕訳数 | 月額の目安 |
|---|---|
| 100件以内 | 5,000〜15,000円程度 |
| 100〜300件 | 15,000〜30,000円程度 |
上限を超えた分は1仕訳ごとに追加料金がかかる料金体系もあります。年1回まとめて依頼する場合は、1年分の件数で見積もりになるのが一般的です。
依頼先ごとの違い
| 税理士・会計事務所 | 記帳代行業者 | AI記帳サービス | |
|---|---|---|---|
| 記帳(仕訳の作成) | ○ | ○ | ○ |
| 申告書の作成・税務相談 | ○ | × | × |
| 人による確認 | あり | あり | なし(自分で確認) |
| 費用 | 高め(申告込みで年10万円以上も) | 中程度 | 低め |
| スピード | 数週間かかることも | 数日〜数週間 | 最短即日〜数日 |
頼めること・頼めないこと
記帳(領収書や通帳をもとにした仕訳の入力・帳簿の作成)は資格がなくても行えます。一方で、確定申告書の作成、税務署への申告の代理、税務相談は税理士の独占業務です。記帳代行業者やAIサービスに依頼できるのは仕訳の作成までで、申告は自分で行うか税理士に依頼する必要があります。
どれを選ぶべきか
- 売上が大きい・節税の相談もしたい → 税理士・会計事務所
- 毎月の記帳を人に任せたい → 記帳代行業者
- 年1回まとめて安く片付けたい/申告は会計ソフトで自分でする → AI記帳サービス
AI記帳は安くて速い一方で、私用と事業用の区別や、業種特有の科目判断はAIだけでは確定できません。納品された仕訳を自分で確認する時間(数時間程度)を見込んでおきましょう。